あのタニタの元会長さんがドッグフードを開発されました。その名も「Rhythm(リズム)」!
タニタと言えば、タニタ食堂、体組成計でお馴染み。これまでに培った「食」のノウハウが今度は犬のご飯に活かされているというわけですね。
果たしてどんなドッグフードなのか?実際に購入して体験してみました!
目次
※追記 リズムドッグフードは販売終了しました。
Fanimal Marketが販売するRhythm(リズム)ドッグフードですが、2019年12月で販売が終了となってしまいました。。
最近発売開始されたドッグフードなので、こんなに早く販売終了してしまうなんてびっくりです。(何かあったのか勘ぐってしまう自分…)
「Rhythm(リズム)」の特徴を3つで表すなら?
「肥満にさせない」独自レシピ
「Rhythm(リズム)」の公式サイトを見てみると、やはりタニタと言うか、そのコンセプトは「肥満はよくない!ダメ!」という揺るぎないもの。
肥満になると見た目がぽっちゃりになる以外にも…
心臓や血管系への負担、免疫力の低下、脳卒中リスク、骨や関節へのダメージ、糖尿病、脂肪肝、呼吸器への負担、ホルモンバランスの乱れ
などたくさんの怖い悪影響があります。
肥満というと、狭い日本に住むワンちゃんとは切っても切り離せません。(なんと日本に住む犬の2頭に1頭が肥満…という報告が!)
そこで日本のワンちゃんが理想体型に近づけるよう「肥満にさせない」独自レシピを盛り込んだのが「Rhythm(リズム)」となります。
安全性の高いイギリス産フード
「Rhythm(リズム)」はペットに対する規制が厳しいイギリス生まれのドッグフード。
それだけでも安心感が伺えるものですが、その他の「安全対策」もじつに徹底されています。
- ペット先進国のイギリス産ドッグフード
- FAEDIAF(欧州ペットフード工業連合)基準を満たす
- BRC(英国小売業協会)Aランク認証されたイギリス工場で製造
- 生ものを運ぶ温度調節された「リーファコンテナ」で輸送
- 日本で少ない「ペットフード専門の工場」で製品化
このような流れを経て私たちのもとに運ばれてきます。
外国産のドッグフードはどうしても輸送における品質面が心配になりますが、その辺も「Rhythm(リズム)」は安心できそうですね。
面倒な定期システムがない
通販における定期システムは、今の時代当たり前になりましたよね。
その都度注文する手間が省けて、そのうえ普通に買うよりもお得な価格で買うことができるのは嬉しいもの。
でも
「ずっと続けるか分からないのに定期で頼むのは…」
「解約の手続きが面倒くさい…」
と躊躇してしまう人も案外多かったりします。(私もその一人^^;)
そんな中、「Rhythm(リズム)」は珍しくこの定期システムがありません。
通常購入のみ、スパッと気持ちの良い(?)買い切りタイプです。
幸い「Rhythm(リズム)」には少量の600gサイズが用意されているのでお試ししやすいですし、3kg(600g×5袋)、大型の子には12kgの大袋もあります。
なのでまずは600gでお試し、それで気に入ったら3kg…というようにすると、定期のようなお得感はないかもしれませんが、無駄をなくすことができますよ。
「Rhythm(リズム)」の価格と通販をチェック
価格と通販について
価格 | 1,548円(税込) |
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内容量 | 600g |
送料 | 無料(キャンペーン中!) |
支払い方法 | クレジットカード/代金引換/Amazon Pay/GMO後払い |
手数料 | 代金引換…324円(税込)※1万円未満 GMO後払い…162円(税込) |
備考 | ・【初回限定】返金保証付き ・3kg(600g×3袋)、12kgもあり |
楽天やamazonで買えるの?
「Rhythm(リズム)」は大手通販サイト、楽天やamazonで買えるのかを調べてみました。
結果…どちらにも取り扱いはないようです。
前に見たときはamazonにはあったのですが(でも値段がすごく高く販売元も公式じゃないので怪しかった…)、今のところは「公式サイト」でのみの購入となります。
公式サイトなら「送料無料」「返金保証」などの特典もありますし、何より安心なのでおすすめです。
「Rhythm(リズム)」の原材料・成分について
「Rhythm(リズム)」には体重維持用の「ヘルシーウェイト」と、体重管理用の「ウェイトコントロール」の2種類が用意されています。
私が買ってみたのはヘルシーウェイトですが、ここでは両方の原材料・成分をまとめてご紹介します。
ヘルシーウェイト
原材料 | トラウト、サーモンミール、サーモン、ヒヨコ豆、レンズ豆、エンドウ豆、サーモンオイル、アルファルファ、亜麻仁、ビートパルプ、サーモンストック、オーガニックハチミツ、野菜ストック、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE)、ミネラル類(硫酸鉄、硫酸亜鉛、硫酸マンガン、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、乾燥海藻、乾燥かぼちゃ、醸造酵母、アサイベリー、乾燥クランベリー、乾燥ほうれん草、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、エンテロコッカス・フェシウム |
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成分値 | エネルギー/367kcal(100g)、粗タンパク質/29%以上、粗脂質/16%以上、粗繊維質/7.5%以下、粗灰分/7%以下、水分/10%以下 カルシウム/1.2%、リン/0.9%、オメガ6脂肪酸/1.1%、オメガ3脂肪酸/4.6% |
ウェイトコントロール
原材料 | サーモン、サーモンミール、トラウト、ヒヨコ豆、レンズ豆、エンドウ豆、アルファルファ、亜麻仁、ビートパルプ、サーモンオイル、オーガニックハチミツ、野菜ストック、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE)、ミネラル類(硫酸鉄、硫酸亜鉛、硫酸マンガン、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、乾燥海藻、乾燥かぼちゃ、醸造酵母、緑イ貝、L-カルニチン、アサイベリー、乾燥クランベリー、乾燥ほうれん草、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、エンテロコッカス・フェシウム |
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成分値 | エネルギー/342kcal(100g)、粗タンパク質/33%以上、粗脂質/12%以上、粗繊維質/8%以下、粗灰分/8%以下、水分/10%以下 カルシウム/1.5%、リン/1.0%、オメガ6脂肪酸/0.8%、オメガ3脂肪酸/3.2% |
ヘルシーウェイトとウェイトコントロールの違いについて
原材料はほぼ一緒ですが、いくつか違うポイントがあります。
- オメガ3が4.6%と高配合で皮膚、被毛のケアに◎
- 健康な体型の愛犬におすすめ
- ヘルシーウェイトより脂質30%、カロリー7%OFF
- 関節サポートの緑イ貝、脂肪燃焼効果のLカルニチン配合
- オメガ3は3.2%(それでも普通のフードよりもしっかり!)
- 太っている犬、シニアにおすすめ
このようになっています。
原材料を見て分かることは?
魚が主原料
ヘルシーウェイト、ウェイトコントロール、どちらも主原料はお魚となっています。
サーモンとトラウト。それぞれを入れ替えたような原材料表示となっていますが…ここは同じではいけなかったのでしょうか?(笑)そんな疑問が浮かんだのでその違いを調べてみました。
簡単に言うとトラウトは鱒で、サーモンは鮭という分類になります。トラウトは養殖されたニジマスのことで、「トラウトサーモン」と一般的に呼ばれていますが、実際はサーモン(鮭)とは別もののようですね。
大まかにその違いは分かりましたが、やっぱり同じじゃダメだったのか…疑問は残ったまま…。あっもしかするとあれでしょうか、この違いが微妙な「たんぱく質・脂質・カロリー」の違いに影響しているのかもしれません。
…と、脱線しましたが、お魚がメインなので、「Rhythm(リズム)」にはお魚の栄養素がふんだんに含まれています。
その代表がオメガ3脂肪酸!最近ではその価値に大きく注目が集まっていて、動脈硬化、アレルギー、がんなどさまざまな病気の予防に効果的であることが分かっています。
また魚は肉と比べてアレルギー性が低く、消化も良いとされています。
ビートパルプが入ってる
「Rhythm(リズム)」には、一般的にドッグフードには良しとされない「ビートパルプ」が入っていることが気になります。
ビートパルプは“砂糖大根から糖分を絞ったあとに残る繊維”のことで、食物繊維として犬の腸内環境を整えることが期待されています。
ただ抽出方法に問題があるとの指摘があり、その良し悪しは賛否両論となっているのが現状。
人用レベルの“良い”ビートパルプなら犬にも有益でしょうが、いかんせんビートパルプの質までは説明がないので判断ができないのです。。
個人的には「あまり使っていて欲しくないなぁ」というのが本音です(-_-;)
2種類のオリゴ糖と乳酸菌を配合
「Rhythm(リズム)」はお腹の健康も考えられたドッグフードです。
2種類のオリゴ糖(フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖)と乳酸菌(エンテロコッカス・フェカシウム)を配合して、腸内環境を整えるサポートをしてくれます。
日頃からお腹を壊しやすい子、うんちの状態がいまいちな子には嬉しい腸活ができそう^^
ドッグフード「Rhythm(リズム)」のお試し体験レポ
我が家に到着!
公式サイトで夜中に注文→翌日の夕方発送メール→翌日到着…という素早い対応が◎
クレジットカード決済にしたのもありますが、すぐに届いたな~という印象でした。
配送会社はクロネコさん(ヤマト)でした。
開封してみました。
「Rhythm(リズム)」の紹介リーフレットとドッグフード。シンプルな中身です。
あと、個人的に特に気にしないのですが、ドッグフードが箱にそのままで緩衝材などは入っていませんでした。よく紙がクシャッとしたものが入ってるんですけどね…(笑)
私(飼い主)が感じたことは…?
改めまして、こちらがタニタの元会長がプロデュースしたドッグフード「Rhythm(リズム)」です。
シニアなので迷ったのですが、それほど肥満というわけではないので、今回は体重維持用の「ヘルシーウェイト」にしてみました。
※理想体型の子にはヘルシーウェイト、シニア・肥満な子にはウェイトコントロールがおすすめされています。
お試しにちょうどよい600g。最近流行りの(?)クラフト紙のパッケージで、デザインもお洒落にまとまっていますね。
「Rhythm(リズム)」の中身はこんな感じ。
コロンと丸っこい形で、粒のサイズは、公式サイトによると「直径8mm」ほどとのこと。
小型犬でも問題ないサイズですが、口の小さいチワワなどでは少し大きいと感じるかも?
色が結構濃ゆいです。
「Rhythm(リズム)」の封を開けて1番に感じたのが「匂いが結構きつい!」ということ。
鼻を近づけるまでもなく、自分の存在をアピールしてきます^^;
手に持った感じ、特に嫌な感じはなかったのですが、公式サイトによると「フィッシュオイルでコーティングしている」とのこと。
もしかするとこの匂いの原因はそれかもしれません。
この匂い、良いか悪いかと言ったら、正直なところ私は苦手です(;´Д`)家族からも苦情が…(笑)
因みに試食してみたところ、味もやっぱりきつめでした。
と、色々書きましたが、あくまで主役は犬ですwそれでは次にいよいよ愛犬に試してみてもらうことにしましょう。
愛犬にあげてみた結果は?
さて、ご飯の時間です。眠そうな顔をして愛犬がやってきました。
今回も例によって(食いつきを見たいため)カリカリのままあげてみます。
さぁ~どうぞ!食べていいよ!
ん?
あれ?
ありゃっ!?
…というわけで、「Rhythm(リズム)」の魅惑の香りはうちの愛犬には効かなかったようです(´・ω・`)
うちの子はわがままグルメだからな~。きっとワンちゃんによってはたまらない匂いだと思うんだけど。。
で、うちの愛犬の食い付きについて改めてまとめてみますと…
あまり好みではなかった
ようなんです。やっぱり(汗)
大体が、最初は渋っていても「ふやかす+ヤギミルクをかける」で食べてくれるのですが、前半はそれでも食べ残すことが多かったのです。
そこで私がとった対策は、「ご飯の時間を遅らせる」こと。
シニアだと食欲もだんだん落ちてきますし、やっぱり朝早い時間だとまだお腹が空いていないみたいなんですよね。
なので、1~2時間くらい時間をずらしてみたら食い付きが少しよくなりました^^(まぁ~それでも文句を言いながら食べていた感じですが・笑)
でも終盤は慣れたのか、すぐに食べるようになりましたけどね。
これは…あれかもしれません。私がドッグフードを急に切り替えてしまうのが影響しているのかも??(これには賛否両論あります。)
が、やっぱりほかのフードより食い付きが悪いのは明らかだったので、残念ながらうちの愛犬には合っていなかったと言わざるをえません(T_T)
「Rhythm(リズム)」の個人的な評価
肥満な子向けのダイエットフードはたくさんありますが、そこに「タニタ」の名前が加わることで、「Rhythm(リズム)」は唯一無二なドッグフードに仕上がっていると思います。
特に日本は、ダイエットに悩むワンちゃん(と飼い主さん)が多いですから、期待が持てる1つの選択肢になってくれそうです^^
ただ、食い付きについては犬それぞれ…。本当にいいフードは「内容+愛犬の食い付き」が条件なので、なかなか巡り合うのは難しいですよね。
でも「Rhythm(リズム)」には600gのサイズがあるので、お試しするのには最適です。
- シニアな子
- ダイエットが必要な子
- 今の体重をキープしたい子
少しでも「興味がある!」ということなら、2種類のうちから愛犬にぴったりなほうをぜひ検討してみてください。
まとめ
ドッグフード「Rhythm(リズム)」を試してみた感想を正直に書いてみました。
うちの愛犬は好きではなかったようでその点は残念でしたが、多くの愛犬と飼い主さんが悩んでいる「体重」に焦点を合わせた、ほかには無い良質なフードだと思います。
公式サイトではほかの方の口コミがたくさん見れるようになっています。そちらも合わせてチェックして参考にしてみてください。