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わんごはん食材辞典

馬肉は犬にも効果的!どういいのか?「4つ」のポイントまとめ

あなたも聞いたことがありませんか?「犬に馬肉がいいんだって!」…実際どうなのかと言うと…いいです!とてもいいのです!

でも馬肉ってスーパーには売っていないし、いまいちどんなお肉なのか分からないですよね。

かくいう私もこれまでの人生で一度も口にしたことがありません。。(馬刺しとは何なのか…(´・ω・`))

そこで今回は、馬肉とは?「犬に馬肉」がどういいのか?その効果など気になることを詳しく調べてみました。

愛犬に馬肉を検討中のあなたはぜひご覧になっていってください。

「犬に馬肉がいい」と言われる4つの理由

冒頭で「犬に馬肉がいい」と書きました。…どういいのか?

その理由を、馬肉の特徴を交えつつ4つのポイントにまとめてみました。

「高たんぱく、低脂肪、低カロリー」で犬の体に優しい

馬肉は「高たんぱく・低脂肪・低カロリー」と嬉しい3大要素の揃ったお肉となります。

まず、高たんぱくであること。犬は人よりも数倍多くのたんぱく質を必要とします。これは成犬はもちろん、高齢犬であっても同じ。

シニアになると高たんぱくは体に負担がかかりそう…

と思ってしまいがちですが、これは誤りなのだそう。(ただ腎臓に問題のある子は例外です。)

《関連》老犬も高タンパクフードがいいって本当?「シニア用」に隠された罠

そして、低脂肪、低カロリー。若く運動量も多い犬なら、ある程度の脂肪もカロリーも必要ですが、日本に住むワンちゃんは残念ながら運動量の少ない子が圧倒的です。

周りを見渡しても…おデブなワンちゃん、多いですよね?(うちの愛犬もちょっとだけ太り気味;)

また昔に比べて、人と同じく犬の寿命も大きく伸びたので、シニア世代のワンちゃんがいるご家庭も多いです。

なので、脂肪もカロリーも低く抑えられているほうが今の犬の体には適していると言えます。したがって「馬肉=犬の体に優しい」と言えます!

栄養が豊富(※ほかの肉類との比較あり)

たんぱく質が多いだけでなく、馬肉はほかの栄養素も豊富なことが魅力です。

まずは、牛肉、豚肉、鶏肉と比較してみた下記の表をご覧ください。

馬肉(赤身) 牛肉(もも) 豚肉(肩ロース) 鶏胸肉(皮なし)
カロリー(kcal) 110 182 253 108
脂質(g) 2.5 9.6 19.2 1.5
たんぱく質(g) 20.1 21.2 17.1 22.3
鉄分(mg) 4.3 1 0.6 0.2
亜鉛(mg) 2.8 4.1 2.7 0.7
カルシウム(mg) 11 4 4 4
ビタミンB12(μg) 7.1 1.6 0.5 0.2

※どのお肉も部位によって含まれる栄養素の値が大きく変わりますが、特に家庭で一般的に食べられるものと比べてみました。

特に多いのが鉄分、カルシウム、ビタミンB12!

表では、馬肉がほかの肉類と比べて「鉄分」「カルシウム」「ビタミンB12」が特に多いことが分かりますね。(ほか、ビタミンA、ビタミンEも多いです!)

鉄分は牛・豚肉の3~4倍、鶏肉の10倍とも言われています。

脂質とカロリーは鶏肉と同じくらい

たんぱく質はどのお肉も多いですが、脂質は牛・豚肉と比べてグッと少なく、皮を除いた鶏胸肉といい勝負といったところ。カロリーも同じくらいでとってもヘルシーです。

ほかにはないオメガ3脂肪酸が含まれている

脂質が低い馬肉ですが、その内容もほかのお肉とはちょっと違うようです。

内容というのは“脂肪酸組成”のことですね。馬肉の脂肪はどのような脂肪酸でできているのか?ということです。

これは一般的に…「体に悪い飽和脂肪酸よりも体に良い不飽和脂肪酸が多い!6割くらい含まれる!」ということがアピールされてます。

が、じつは牛肉や豚肉も大体同じ感じなんですよね^^;(飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のオレイン酸が同じくらい)

でも決定的に違う点もあります。それが「オメガ3(αリノレン酸)」が含まれていること。

人間だけじゃない?犬にもオメガ3は必要なの?今、健康にいい油が話題ですよね。テレビや雑誌でもよく特集されているので、見かけたことがある方も多いと思います。 油…と聞くと一見体...

どの脂肪酸がどのくらい含まれるのか?という馬肉の詳しい脂肪酸組成は分からなかったのですが、ほかのお肉にはほぼ皆無であるオメガ3が豊富ということなので、それは純粋にすごいなと。感心してしまうポイントでした。

グリコーゲンが多い

糖の一種で、素早くエネルギーに変わるグリコーゲンの量が馬肉はとても多いです。牛肉の3倍、豚肉の5倍とも。

グリコーゲンには、疲労回復、集中力アップ、血糖値のコントロールなど犬にも嬉しい効果がいっぱい。でも1番嬉しいのは…「旨みアップ」効果かな(*^_^*)

ほかの肉より安全性が高い!

馬肉を語るうえでこの点も絶対に欠かせないポイントです。

馬肉はほかの肉よりも抜群に安全性が高いと言われています。

理由は、「寄生虫が付いている心配が少ない」から。

なんでも馬の体温は牛や豚と比べて4~5℃ほど高く、寄生虫の住みにくい環境なのだとか。だから馬刺しなど生食できるお肉として扱われているわけですね。

ただし、犬と馬に寄生するザルコシスティス・フェアリーという寄生虫が付いている可能性があります。

とはいえ、この虫は「-20度で48時間以上」冷凍することで死滅するそうなので、そういった商品を選ぶか、加熱すれば問題ありません。

生で与える場合は、冷凍処理されたものを選ぶようにしましょう!

※因みにこの虫、人に寄生はしませんが感染はするそうなので要注意。

参照:食品衛生の窓 サルコシスティス・フェアリー

もう1つ、馬は育てるときにホルモン剤や抗生剤を与えられないため、有害な添加物の心配も少ないのが魅力です。

添加物が入っていない…たとえば「無添加」のドッグフードでも、たんぱく源として使われているお肉にはもしかしたら有害な添加物が含まれるかもしれない。。

そういった心配もないのがいいですよね^^

生で与えることのメリット

馬肉はその安全性ゆえ「生」でも食べることができるお肉として普及しています。

もちろん加熱してもいいですが、生で食べれるなら生のままが断然いいのです!その理由は言わずもがな、「栄養素の損失」が少ないからですね。

栄養素の中には熱に強いものもありますが、圧倒的に弱いもののほうが多い。生であれば、その食材の持つ恩恵をそのまま受け取ることができます。

その最たるものが「食物酵素」です。食べものに含まれる酵素のことですね。

もともと私たち(人も犬も)の体には

  • 消化を助ける消化酵素
  • 代謝を助ける代謝酵素

の2つの酵素があるのですが、

  • 加熱ばかりの食事
  • 添加物の摂りすぎ

などの色んな要因で不足がちに。

そこで外から酵素を補うことで、体の調子を整えることが期待されているのです。

生の馬肉には酵素がたっぷり。馬肉は生で食べるとメリットが多い理由です。

犬に馬肉を与えると期待できる効果

…いかがでしょうか?

「犬に馬肉はいい!」理由がお分かりいただけたと思います。(…というか人でも当てはまることですね・笑)

それでは犬に馬肉を与えると期待できる効果にはどのようなものがあるのでしょうか。

一般的に言われているものと、ネットで実際にあがっている声を調査してみました。

馬肉に期待できる効果
  • 肥満防止、ダイエット効果
  • 貧血予防
  • 食欲アップ
  • 皮膚コンディションを整える
  • 涙やけの改善
  • 体が引き締まった
  • 毛づや毛並みの改善
  • 退色した毛色がもどった
  • 抜け毛予防

馬肉すごーい(・∀・)!

と思ってしまいますね。体の中身の健康はもちろんですが、こうやって見ると見た目の変化に関するものも多いです。

すっきりボディ、なめらかな皮膚、ツヤツヤの毛並み。

改めて、健康だと外見が若々しくなるのだなぁと。…人も犬も同じですねw

※なお、これらの効果はやはり「生」の馬肉によるものが大きいと思われます。メリットが多いことに変わりありませんが、加熱したものだとまた少し違ってくるのかなと。

馬肉がアレルギーにいいのはどうして?

犬とアレルギーは切っても切り離せません。…そう思ってしまうくらい、主に皮膚トラブルに悩まされているワンちゃんが多いと感じます。

アレルギーの原因はそれこそ千差万別で特定が難しいのですが、大きな理由の1つが「食べもの」であることは間違いありません。

その中で疑わしいものの1つが添加物。ペット用の食品、特に激安のドッグフードでは、相手が犬なのをいいことに有害なものが大量に使われている現実があります。

そういった添加物は代謝されずに体にたまりやすく、アレルギーの原因の1つと考えられているんです。

その点「馬肉」は、先にも書いたように余計な添加物やホルモン剤などを含まないので、そっち方面のアレルギーの心配が少ないんですね。

何と言っても馬肉は、私たちが口にする肉類の中で「1番アレルギーになりにくい」とまで言われていますから。

アレルギーの起こしやすさを5段階で示した「抗原度」では、馬肉は2。牛、豚、鶏は5となっています。※高いほうが起こしやすい。

普段口にする機会が少ないというのもあると思いますが、ローテーションでも馬肉を取り入れるようにすると良いアレルギー対策になるのではないかと思います^^

馬肉はこんなワンちゃんにおすすめ!

その特徴を見ても分かるように、馬肉はほぼすべての子におすすめなのですが、中でも一押ししたいのはこんなワンちゃん。

  • シニア・高齢犬
  • ダイエットが必要な子
  • 貧血気味のワンちゃん

高たんぱく、低脂肪、低カロリーは、運動することが減って胃腸機能が弱くなっているシニア犬、肥満な子に最適。

鉄分が多いので貧血気味のワンちゃんにもぴったりです。

馬肉が合う子は多いと思うので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

「犬と馬肉」についてまとめてみました。人も同じことが言えますが…

  • 「高たんぱく、低脂肪、低カロリー」で体に優しい
  • 栄養がとても豊富
  • ほかの肉より安全性が高い
  • 生で与えられることによるメリットが多い

このように、馬肉にはたくさんのメリットがあることが分かりましたね。

特に「高い安全性」「生食OK」という特徴は馬肉ならではであり、惹かれてしまうポイントではないかと思います。

今回の記事をきっかけに、ぜひ馬肉に注目していただけたらと思います^^