わんごはん食材辞典

犬にえのき氷はあげても大丈夫?犬ご飯ならではのメリットも有り

ところであなたは「えのき氷」ってご存知ですか?

私もきのこについて書いた記事で、エノキタケについて調べているときに目にするまでは全く知りませんでした。

でも何だか体にとっても良さそう(・∀・)

そして「犬には与えてもいいのか?」も気になったので、詳しく調べてみることにしました。

えのき氷って何?

字のまんま受け取ると、「エノキを浸した水を凍らせたもの?」なんて思ってしまいますが(笑)…まぁそんな単純なものではないです(;´∀`)

えのき氷とは、「エノキタケをミキサーでペースト状にしたものを煮詰めて凍らせたもの」らしいです。

一般的には製氷皿で凍らせたものが多くネットにあがっていますが、見た目は凍らせたこんにゃくみたい。

さて、大きな疑問がある、このえのき氷。普通にエノキタケを食べるのと比べて何かメリットがあるのでしょうか?

えのき氷のメリットとは?何がいいの?

手間をかけるのだから何かしらのメリットが無いとダメよね~

ということで、ちゃんとにありますよ!えのき氷のメリット!

それは…

有効成分と吸収率のアップ

です。

エノキタケがえのき氷になるまでには、「粉砕・加熱・凍らせる」の3つのステップがあります。

  • 粉砕…エノキタケの強固な食物繊維を壊し、細胞内の有効成分を引き出す。
  • 加熱(煮る)…さらにお湯の中に多くの有効成分が溶け出る。
  • 凍らせる…細胞が膨らんで、ちぎれるように壊れることで、粉砕や加熱でも抽出できなかった有効成分がさらに出てくる。

このように、エノキタケが元から持っている体に嬉しい有効成分をさらに引き出しつつ、吸収率まで高めてくれるという優れもの。

あとは、すでに加熱がされて、ペースト状になっているので、使いたいときにサッと使える点も魅力です。

「だし」のように使えるので、ごはんを炊くときに入れたり、汁物、煮物、お味噌汁のほか、お茶やジュースに入れてもOK。

冷凍でおよそ2ヶ月間と、長期の保存ができるのも嬉しいポイントです^^

えのき氷の効能とは?

えのき氷の効能は、当然ながらエノキタケの有効成分によるものが同じように期待できます。

  • 便秘解消
  • 免疫力アップ
  • 美肌効果
  • 冷え性改善
  • 体臭のお悩み改善
  • コレステロール値や中性脂肪の低下
  • ダイエット効果

などなど。

また、ほかのえのき加工食品ではほとんど効果が見られなかったにも関わらず、東京農業大学の臨床試験で、

摂取から2ヶ月で糖尿病の予防や改善効果がみられた

とのことです。

やはり先にも書いたように、えのき氷になることによって“有効成分の量が増して吸収率がアップした”ことがこのような良い結果を生んだ要因なのでしょうね!

えのき氷の作り方

ここでは「えのき氷」の作り方をご紹介します。家庭で簡単にできるので、よければ参考に作ってみてください。

用意する材料

  • エノキタケ…300g(約2袋分)
  • 水…400ml

※石づきを切り落としたエノキと水を同分量でもOK。
※エノキは日に当てておくとビタミンD2量が増えます。

作り方

  1. エノキの石づき部分を切り落としてざく切りに。ミキサーにエノキと水を入れて30秒くらい撹拌、ペースト状にする。
  2. 鍋に入れて沸騰後、煮立ったら弱火にして、焦がさないように注意しながら1時間ほど煮詰める。
  3. 嵩が3分の1くらいになるまで煮詰めたら、火を止めて冷ます。製氷皿などで凍らせて完成。

煮詰める時間が60分は長い…

これはネットでも多くの人が嘆いていたことです。

たしかに1時間、様子を見ながらずっと煮詰めているのは大変ですよね。。

というわけで…

  • 炊飯器の保温モードを使う
  • 電子レンジや圧力鍋を使う
  • 1時間と言わず30分でもいいでしょう?

などの裏技(?)的な方法がいくつもあがっていました。

しかし、公式の見解では、「1時間、弱火でじっくり」がやはり良いらしいんです。

そうすることで、キノコキトサン、βグルカン、アミノ酸などのエノキタケの持つ有効成分の抽出量が最大になるのだとか。(あとは吸収率も)

でも、どうしても難しい場合は、個人的に「炊飯器」の裏技をおすすめします。

炊飯器の保温の温度は、弱火にしたときと同じくらいの60~70度ということで、100%ではなくともかなり似た効果を得られるのではないか、と考えられているそう。

まぁ正式な作り方でも、何も1時間ず~っとかき混ぜていなくてはいけない、ということでもないようなので(焦げ付きにくい鍋を使い、ときどきかき混ぜるでも。)

本やスマホを読みつつ~で、できれば正しい作り方をおすすめしますが、無理のない方法で試すのが1番だと思います。

※面倒ならパパッと通販する手もあります↓

副作用はあるの?

煮詰める工程だけちょっと面倒ですが、シンプルに作れてしまうえのき氷。

因みに、1日の摂取目安量は3個となっています。(※製氷皿のサイズで大きさが変わるのであくまで目安。)

3個…!?と聞くと何だか少ないと思ってしまいますよね。するとそれ以上摂ると何か重大な副作用でもあるのではと気になってしまいます。

でも、基本的にえのき氷に重大な副作用はありません。

食物繊維が多くて、摂りすぎると下痢になる可能性があるだけです<(`・ω・´)シャキーン

なので、とりあえずは3個を目安に、様子を見ながら加減してもいいかもしれません。

犬にえのき氷はあげても大丈夫!

ふぅ~、さてさて。本題が最後にきてしまいましたね(笑)

ようやく「犬とえのき氷」についてです。

ここまでですでにお分かりかと思いますが、犬にえのき氷は与えても大丈夫です!

エノキタケ自体があげてもいいものですし、ほかには水以外一切使われていませんので。実際、犬ご飯に使っている飼い主さんもおられます。

犬に与える場合も、人と同じメリットが期待できます(・∀・)

  • 有効成分が多く、効率よく吸収できる
  • 使いたいときに手軽に使える
  • 良いだしになって旨味がアップする
  • 熱いスープをほどよく冷ましてくれる効果も!

などなど。犬ご飯ならではのメリットもありますね。

ただ、気を付けたい点は摂取量。人の場合は製氷皿に凍らせたものを3個ということでしたが、犬の場合は当然それよりも少なくなります。

どのくらい?というのは、えのき氷のサイズや、ワンちゃんの大きさなどによっても変わってくるので一概には言えませんが、

仮に50kgの人で3個だとすると、17kgの人(犬)で1個、6kgの犬で3分の1くらい…と考えることができるのではないでしょうか。

ただ食物繊維が多く、その消化が犬は苦手なことを考えると、人の摂取量の目安よりも少し少なくしたほうがいいかもしれません。

毎日与えるのでなければそこまで厳密に考えなくていいと思いますけどね(;´∀`)

よければ参考にしてみてください。

まとめ

エノキタケをさらにパワーアップさせたかのような「えのき氷」についてまとめてみました。

きのこ類は体にいいけど、犬の場合消化に悪いからなぁ…と敬遠していたあなた。

調理法や量に気を付ければ、きのこの健康効果は犬にも有益ですし、今回ご紹介した「えのき氷」はさらに吸収率も高くなっているのでおすすめです^^

まとめて作っておけば便利ですので、よければぜひお試しください。