わんごはん食材辞典

犬が大好きなさつもいもの話。おやつにも手作りご飯にもOKです!

甘くてホクホクしている秋の味覚と言えば「さつまいも」ですよね。

落ち葉を集めて作る焼き芋を、寒い中フーフーして食べる…なんであんなに美味しいんでしょうね!

そんな人間も大好きなさつまいもは犬に与えても大丈夫なのでしょうか?調べてみました。

さつまいものカロリー:100gで131kcal

さつまいもは犬に安心して与えることが出来ます!

人間とほぼ同じものが食べられるわんちゃん。さつまいもも安心してあげられる食材の1つです。むしろ「栄養豊富で健康に良い」ことで知られています。

それに甘いさつまいもは大好物なわんちゃんが多く、嬉しそうな愛犬の顔を見ることが出来る飼い主にとっても“嬉しい食材”と言うことが出来そうです^^

さて、さつまいもにはどんな栄養素が豊富なのか見ていきましょう。

壊れにくいビタミンC

まず、さつまいもに多いのはビタミンCです。ビタミンCと言うと「レモン」のような柑橘系のイメージがあるのでちょっと意外…と思われたかもしれませんね。

抗酸化作用が高く免疫力アップにも効果的なビタミンCですが、一般的には「熱に弱い」と言われています。(実際は「熱に弱いは間違い」とする声もあるようですが…)

ところがどっこい、さつまいものビタミンCは特別で「熱に強い」のが特徴となっています。それはなぜなのか…?答えは「さつまいもの持つデンプンに守られているから」です。

さつまいもにはデンプン質が多いですが、そのデンプンがビタミンCを包むようにして守ってくれるので加熱しても壊れにくいのだとか。さつまいもは美味しく加熱したものを安心して与えることが出来ますね^^

豊富な食物繊維

さつまいもには「食物繊維」が多いことも有名です。よく「さつまいもは便秘に良い」と聞きますが、それも豊富に含まれる食物繊維のおかげ。腸内環境を整えることで便秘解消効果が期待できるのです。

また食物繊維は長く胃にとどまることで満腹感の維持も手伝ってくれるので、空腹になりにくい点も嬉しいところ。

独自成分「ヤラピン」や他の栄養素も

さらにさつまいもだけに含まれる成分として「ヤラピン」があります。さつまいもを切ったときに白い汁が出てくるのを見たことがある人は多いでしょう。あれがヤラピン。

デンプンの分解を早める、胃の粘膜を保護する、便を柔らかくする…などの特徴があります。食物繊維と合わせて便秘解消に効果的な成分です。

他にも、カリウム、βカロテン、ビタミンBなどもさつまいもに豊富に含まれる栄養素になります。

犬にさつまいもを与えるうえでの注意点は?

「安心して与えられる」といっても、どの食材にも当てはまる注意点が「与え過ぎはNG」ということ。

さつまいもはカロリーが高めで糖質も多いので、与えすぎると太ってしまう可能性があります。

また豊富に含まれる食物繊維にはメリットが多いですが、犬は繊維質の消化が苦手なので、与えすぎると消化不良を起こして下痢や軟便の原因になってしまうことも。。

どれくらいの量が適切かは個体によるので何とも言えませんが、おやつとして少量与える程度ならそれほど気にする必要は無いでしょう。

手作りご飯に使う場合は全体の4分の1程度で。さつまいもは一応「野菜」の分類ですが、デンプン質が多いため「穀類」と同じように考えてOK。

(ご飯の全体量のうち半分は肉類などのたんぱく質、4分の1は野菜、残りの4分の1は穀類…という簡単なバランスを意識して)

与える際は焼く、蒸すなどして柔らかくしてから。生は絶対NGか?…と言えばそうではありませんが、やはり消化に悪いですし、甘みもなくそれほど美味しくもないでしょうし^^;

消化のことを考えたら、さらに細かく、ペースト状にしたりマッシュしたりするといいですね。

それから珍しいですが、まれにさつまいもにアレルギー反応(嘔吐、下痢、湿疹、目の充血など)を示すワンちゃんもいるようなので、初めて与える場合は少量から様子を見たほうがいいでしょう。

さつまいもの皮は剥いたほうがいい?そのままでも大丈夫?

犬に与える野菜の中には皮を剥いたほうがいいものもあります。さつまいもと同じイモ類ならじゃがいもは皮を剥いたほうがいいと言われていますよね。

でもさつまいもは皮付きのまま与えても大丈夫です!

よく「皮に近いほうが栄養が豊富」と言いますよね。さつまいももまさに皮に近いほうがビタミンCが豊富なうえ、抗癌作用の期待できる成分も多く含まれているらしいです。

ただし中の実よりも皮のほうが消化はよくないので、消化機能に問題のあるワンちゃんには皮を剥いてあげたほうがいいでしょう。

まとめ

犬とさつまいもについてまとめてみました。

さつまいもの甘みは素朴ですが何だか幸せな気持ちになれます。美味しそうに食べている愛犬もそう感じているのでしょうか…?

さつまいもは栄養豊富でおやつにも手作りご飯にも大活躍。それ以上に飼い主と愛犬が「同じものを食べれる幸せ」を与えてくれる食材だと感じました。