犬のご飯にタンパク質が豊富なお肉は欠かせません。でも毎日のことなので、値の張るお肉は買えない…そこで嬉しいのが手に入りやすい価格帯の「鶏むね肉」です。
我が家の手作りわんご飯でも度々登場するマストなお肉です(*´ω`*)
今回は好きなワンちゃんも多いであろう「鶏むね肉」の魅力に迫ってみたいと思います。
知っとこ!鶏むね肉の豆知識
早速、鶏むね肉について色々と書いていきますね~!
気になるカロリーですが、皮を取り除いたものは100g/120kcal程度と、女性には嬉しいヘルシーなお肉となっています。
世の中にはたくさんの種類のお肉がありますが、その中で鶏肉は「高タンパク、低脂肪、低カロリー」なお肉として有名です。
カロリーが低いのに、筋肉を作るタンパク質は豊富…ということで、「ダイエット時に摂りたいお肉」の定番となっていますね。
ただどうしても皮は脂肪が多いのでカロリーが高め。でもその部分をえいやっ!と取り除けば、カロリーは3分の2~半分程度に少なくなります。
その場合は、牛や豚のヒレ肉、鶏ささみと同じくらいのヘルシーさに^^
消化吸収率が抜群にいいのも鶏肉のいいところ。なんと95%です!
体に優しいうえ、効率よくワンちゃんの血肉となってくれる、優秀なお肉なんですね。
アレルギーが無い場合は、どんな年齢の子にもおすすめのお肉です。
鶏むね肉に豊富な栄養素
高タンパク・低脂肪というだけでも嬉しいですが、さらに鶏むね肉は栄養もたっぷりな点が魅力です。どんな栄養素が豊富なのか見てみましょう。
ナイアシン
必須アミノ酸の1つ「トリプトファン」から合成されます。(鶏むね肉にはトリプトファンが豊富です)体を動かすエネルギーを作ったり、皮膚や粘膜の保護に必要な栄養素。また精神の安定にも大事な栄養素です。
ビタミンK
脂溶性ビタミンの一種で、血液凝固、骨の形成、血管の健康維持に関わります。カルシウムから骨が作られるのをサポートする働きがあります。
ビタミンB2
皮膚や爪、髪の毛など体を作る細胞を活性化します。健やかな成長には欠かせない栄養素。口の中、皮膚の炎症にも効果的。
パントテン酸
水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一種です。たんぱく質、糖質、脂質の代謝をサポート。抗ストレス作用もあります。
ビタミンA
脂溶性ビタミンの一種。皮膚、粘膜、目の健康になくてはならない栄養素です。抗酸化作用を持ち、免疫力アップ、がん予防にも効果を発揮します。
イミダペプチド
長い距離を飛び続ける渡り鳥の、持久力の源になっていると考えられているアミノ酸の一種です。疲労回復、疲れにくい体を作るのに効果的な栄養素。
鶏むね肉に期待できる効果
鶏むね肉はどうワンちゃんの体に良いのでしょうか?その効果には色々なものがあります。例えば…
- 滋養強壮
- 肝機能アップ
- 疲れにくい体を作る
- 目の疲れ予防
- 消化をサポート
- 血行促進
などなど。
まさに体全体の健康をサポートしてくれる内容です。
ちょっと値が張る牛肉や馬肉と違って、手に入りやすい鶏むね肉。でも、こんなに凄いパワーを秘めていたんですね!
ちょっと…いやかなり見直しました。凄いぞ、鶏むね肉…!
皮は全部捨てちゃってますか?
なんとなく健康に悪そうなのが、脂肪がたっぷり付いた「皮」部分です。
あなたは全部捨てちゃっていますか?それとも使っていますか?
鶏肉はヘルシーなお肉ですが、皮付きの場合は結構カロリーが高くなってしまいます。。皮があるのと無いのとでは倍くらいカロリーが違うんです。
ただ、この皮、絶対悪と言うわけではありません。
「脂質」もワンちゃんにとっては必要な三大栄養素の1つですからね。
それに鶏肉の皮には、女性にはお馴染みの美容成分「コラーゲン」が豊富です。ぷるぷるの肌には欠かせないことで有名ですよね。
このコラーゲンはワンちゃんにも良い成分。健やかな皮膚を作るのに加えて、ワンちゃんの悩みの上位に入る「関節疾患」のケアにも効果的です。
健康に良いと言われている一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)も含まれています。
なので、全部取り除いてもいいけど、少しだけ加えてあげると良いのかな…と我が家では申し訳程度に(笑)お肉と一緒に混ぜて与えています。
肥満気味でダイエットが必要な子の場合はほとんど取り除いたほうがいいと思いますけどね^^;そこはカロリーとの兼ね合いを考えて、調整してください!
まとめ
我が家と同じく、手作りわんご飯で使っている人が多いであろう「鶏むね肉」についてまとめてみました。
ヘルシーなお肉なので、肥満気味な子、食いしん坊な子にも嬉しいお肉。栄養もたっぷり。
改めて鶏むね肉の素晴らしさに気が付きました。あなたもぜひ、愛犬に鶏むね肉を使った美味しいご飯を作ってあげてください^^