あなたは愛犬のフードをふやかす派?ふやかさない派?おそらくどちらの方も一定数いるのではないかと思います。
ドッグフードをふやかすか否か、についてはネット上でもさまざまな論議が繰り広げられています。時には飼い主の枠を超え、メーカーが直々に「はじめからふやかすことを推奨」しているフードもあります。
そこで、ドッグフードをふやかすことで得られるメリットとその逆であるデメリットを調べてまとめてみました。
今現在「どうしようか?」と迷われているあなたもぜひご覧ください。
目次
ドッグフードをふやかす5つのメリット
自然な形で水分補給ができる
ワンちゃんの中には特に気にせずともちゃんとに水を飲んでくれる子もいれば、何か工夫をしないとなかなか水を飲まない子もいます。後者の場合、その工夫の1つが「ドッグフードをふやかすこと」です。ご飯とお水が同時に効率よく摂取できるので、あまり水を飲まない子に最適です。
匂いが立って食欲アップ!
実際に試してみるとよく分かるのですが、ドッグフードはふやかすことで匂いが立ちます。「嗅覚で食事をする」と言われているワンちゃんにとっては、ドライのままよりも食欲がそそられる子も多いようです。飽きて食い付きが悪くなってきたかな…?と感じたら一度ふやかしてみることをおすすめします。
消化吸収がいいと言われている
一般的にドッグフードはふやかすことで消化吸収がよくなると言われていて、老犬や消化器官が弱っているワンちゃんに良しとされています。※しかし「固形のものと差はない」という情報もあり、実際のところはよく分かりません…。
カリカリが苦手な子に
食の好みはワンちゃんも色々です。中には、カリカリのままではあまり食べたがらなかったのが、ふやかすと喜んでがっついて食べるようになった、という声もあります。(↑の食欲アップ効果かもしれません)口内トラブルで噛むのが辛い子も、ふやかしてあげることで食べやすくなった例は多いようです。
かさが増して満腹感が得られる
ドッグフードはふやかすと水分が吸収されることで見た目にもかさが増すことと、「胃の中で膨らみ食欲が抑えられる」というWの満腹感アップ効果が期待できるとのこと。食欲旺盛な子やダイエットが必要な子にはいいかもしれませんね。
ただ胃の中で~というのは分かりませんが、実体験として、ふやかしたフードはカリカリのときよりも丸飲み度が上がってすぐに食べてしまうので、うちの愛犬の場合満腹感が得られているのかは疑問です^^;
ドッグフードをふやかす2つのデメリット
歯垢がつきやすい
ドッグフードをふやかすことで必ず言われるのが「歯垢がつきやすくなる」ということです。これはウェットタイプや手作りご飯でも言われることですが、柔らかいもののほうが食べ物のカスなどが歯に付きやすいというイメージがあるようです。
ただ個人的には、「どの状態でも歯垢の付きやすさに大差はない」と思っています。手作り、ドライフード(ふやかしも)どれも試してみたあくまでも私個人の感想ですが。。
それにもし歯垢が付きやすいとしてもしっかりデンタルケアをすればいいだけなのであまり気にしなくてもいいと思いますね。
顎、噛む力が弱くなる
歯垢のつきやすさと共に言われるのが、固形のフードを与えないことによる「顎、噛む力の低下」の心配です。
いつも柔らかいものを与えていたら(顎を甘やかしていたら?)口周辺の機能が衰えていってしまうとよく言われています。後に歯のトラブルに発展するとも…
ただちょっと考えてください。人間の何倍と噛む力が強いワンちゃんにとって固形フードの硬さなんて「硬い」内に入るのでしょうか?固形のまま与えずふやかしたからといって顎や噛む力が弱くなるというのは考えにくいです。
ただ、やはり肉体的にも精神的にも口周りの筋肉を使うことは大事なことなので、その点は「食事」とは分けて考えてあげて、程よい硬さのデンタルガムやロープ遊びなどをさせてあげるといいかと思います。
まとめ
意図せずとも「ドッグフードふやかし推奨」のようになってしまったまとめ記事ですが(笑)いかがでしたでしょうか。
色々書きましたが、ふやかすふやかさないはそれほど重要ではなく、1番は愛犬が好きなほう、食べやすいほうを選んであげればいいかと思います。