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ごはんの与え方

がっついてむせて吐く…愛犬の早食いがよくない理由と3つの対策

ワンちゃんの中には、がつがつ食べてむせる異常に早食いの子がいます。

犬はもともとそういう生き物…と思われる方も多いでしょうが、「早食いに良いことは1つもない」ということで、できるなら止めさせたほうがいいようです。

今回は犬の早食いがどうしてよくないのか、その対策についてもお話します。

犬の早食いがよくない理由

食欲旺盛なのは元気な証拠。しかし、あまりに早食いしてしまうのもよくない理由があるようです。

それはどんな理由なのか、見てみましょう。

太る原因になる

そうなの!?と驚かれる方もいるかもしれませんが、「満腹中枢」は犬にもあるようです。

ただ胃袋で満腹を感じるわけではないらしく、たとえ胃に一気に食べものが入ってきても、まだまだ食べたい気持ちは衰えません。

脳の満腹中枢に伝わるのはちょっと時間がかかるようなんですね。

なので、あっという間に食べてしまってまた催促する。「足りないのかしら?」と思って飼い主さんがさらに与えてしまうと当然太る原因になってしまいます。

のどに詰まってしまう

ご飯の早食いで、目に見えて危ないのが「喉に詰まってしまう」ことです。落ち着いて食べればそんなことにはならないのに、一度に詰め込もうとするとこんな危険もあり得ます。

すぐに立て直すワンちゃんならいいですが、場合によってはそのまま死亡してしまうこともあるので十分気を付けましょう。

子犬や老犬など飲み込む力が弱い子の場合はさらに注意が必要です。

消化不良で吐く

ご飯を一気に早食いしたあと、吐いてしまうワンちゃんも多いようです。おそらく急に入ってきた内容物に胃が対応しきれなかったものと思われます。

また、フードの場合、水を吸収して膨らむので、胃がパンパンになってしまうのが嘔吐の原因という声もあります。

犬が吐くことはよくあるとはいえ、それが早食いによるものなら何とかしたいですよね。ゆっくり食べさせる対策を考えてあげましょう。

胃捻転のリスク

特に大型犬に多い胃捻転のリスクが「早食い」によって高まってしまうかもしれません。一気に食べて運動したりするとよくないと言います。

胃捻転はなってしまうと100%助からない…と聞きますので、食べさせ方、食べた後の状態にも気を使う必要があります。

犬の早食いを直したい!どんな対策がある?

百害あって一利なし!は言いすぎかもしれませんが、良いところのない犬の早食い。直すためにはどんな対策があるのでしょうか?3つご紹介します。

フードを工夫する

※ここでは手作りではなく、より早食いしてしまいやすいフードについて書いています。

今のドッグフードは、「小粒・普通・大粒」と粒の大きさにも色々ありますよね。中には自分で選べるものも。

小粒の場合、あまりに小さいと、まったく噛まずに丸飲みの可能性が高まってしまいます。

その子の許容範囲内で大きめの粒のものを試してみるのもいいでしょう。(ただ大粒を同じように飲み込もうとするとかえって危険。ここは様子見で。)

また、フードをふやかすのも有効な手段の1つ。かさが増すので、その分完食までに時間がかかります。

さらに水分を含んでやわらかくなるので、早食いでよくある「喉に詰まる」「むせる」といったリスクの低減に加え、「消化が良くなる」「満腹感サポート」にも効果的です。

環境を見直す

特に急いで食べてしまう子の特徴としては「同居犬がいる」場合が多いようです。今は昔に比べると多頭飼育の家庭も増えましたよね。

その場合、どうしても、他の子に「取られてしまう!」という感情が働いて早食いしてしまうことがあるようです。

実際自分のをペロリと平らげて、いそいそと横取りに動く子もいますし(笑)

この対策としては、「それぞれのご飯場所を十分に離す」「相手を見えなくする」「ハウスで食べるように躾ける」などが有効です。

ゆっくりと落ち着いて食べられる環境を飼い主さんが作ってあげてくださいね。

早食い防止の食器(お皿)を試す

悩める飼い主さんのために、「早食い防止の食器」なるものも存在します。

でっぱりがたくさんあって食べにくく、時間をかけて食べるように細工してある食器(お皿)です。

食べにくそうにしているとちょっと可哀想だなぁと思ってしまいますが、「早食いのリスク」と天秤にかけたらここはぐっと我慢です。

…とはいえいつも同じ形状だと、だんだん食べ方を覚えて、早食いに戻ってしまうこずるい賢いワンちゃんもいますw

なので、いくつか違ったものを用意して毎日変えてあげると、ワンちゃんも混乱するためいいでしょう( ´∀`)

フードを中に入れる知育玩具の利用もおすすめです。

犬の早食いを防止してくれる食器(お皿)を探す【楽天】

まとめ

犬の早食いについてまとめてみました。

吠える、噛む等のしつけとも違って、なかなか早食いを止めさせるのは難しそうですが、それでもいくつか対策を試すことで効果が見えてくるはずです。

人も犬も、ゆったりと食事することが一番ですね。愛犬の健康のためにも気長に頑張っていきましょう^^