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わんごはん食材辞典

犬におすすめのチーズの種類とおやつについて。人間用はあげて平気?

「チーズが嫌いな犬は少ない」…そう言い切ってしまえるほど、世の中にはチーズ好きなワンちゃんが多いようです。

そういえば、うちのグルメな愛犬もチーズは好きだなぁ~(´ー`)

でもチーズって犬にあげてもいいものか?何かメリットはあるのか?など、詳しく調べたことが無かったので、今回がっつり調べてみることにしました。

チーズとは?犬を虜にする理由

基本的に、犬はチーズが大好きです。そもそもチーズって何なんでしょうか?急に聞かれてサラッと答えられる人はもしかすると少ないかも。

チーズとは、簡単に言うと「牛乳を発酵させた発酵食品」です。

牛乳のほかにもヤギや羊、水牛やヤク(という牛さんがいます)の乳のチーズもありますが、日本で売られているチーズのほとんどは牛乳由来です。

そういった乳を、乳酸菌やカビを使って発酵させて旨みを出し、酸や酵素を使って固めて作ったのがチーズ。(種類によってはその他にもいろいろな工程が。)

チーズってしょっぱいですよね?種類によって含有量にちがいはありますが、そのほとんどに塩を添加しています。

目的は、風味を良くするためだったり、雑菌の繁殖を抑えてきちんと発酵させるのに必要だったり、保存性を高めるためだったり…いろいろあるようです。

そして本題!

犬がチーズを好きな理由、虜にしてしまう理由ですが…

これはチーズに限らず、犬は発酵した匂いを好む傾向にあるので、それが大きな理由のようです。

だから納豆が好きな犬も多いのかな?まぁ発酵食品(とその匂い)にも色々ありますが、チーズは人間が嗅いでもいい匂いって思いますよね^^

あとは、塩分が多くて味覚を刺激することも、犬がチーズを「美味しい」と思う理由の1つと考えられています。

チーズの栄養って?

今さらですが、チーズは犬に与えても大丈夫な食品です。

注意点もあるのですが…それは後述するとして、ここではチーズの栄養について見てみたいと思います。

牛乳の栄養素が凝縮されている

チーズは牛乳から水分を抜いて固めたもの。その牛乳が「完全栄養食」と言われるくらい(詳しくはちがうみたいですが^^;)栄養豊富なので、当然チーズにも栄養素がたっぷりです。

チーズには、牛乳の10倍の栄養素がギュッと凝縮されています。(チーズ100gを作るのに1000mlの牛乳がいる)

たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル(特にカルシウムが豊富)などなど…「ビタミンC、食物繊維、鉄分」は不足していますが、それ以外の栄養素をバランスよく含んでいます。

特に多い栄養素はコレ!

チーズに特に多く含まれる栄養素は、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB2、亜鉛などです。

  • カルシウム…犬の体は多くの量を必要とする。活動的な体を支える丈夫な骨を作るのに欠かせない。チーズのカルシウムは吸収率が良い。
  • ビタミンA…皮膚や粘膜、目の健康に無くてはならない。免疫力を高める効果も。
  • ビタミンB2…脂肪を分解して燃やす働きが。また細胞の再生にも必要不可欠。
  • 亜鉛…たくさんの酵素の材料になるミネラル。見た目の若々しさにも深い関係が。

※クリームチーズ、カッテージチーズのカルシウム量は残念ながらそれほど多くはありません。。

チーズの種類はどんなものがある?

その栄養を見ると、犬にもチーズは良い食品であることが分かります。

ただ“選ぶ”チーズを間違えると、犬の体に毒となってしまう可能性も…。じつはチーズって種類がたくさんあるんです。

私は普段、チーズと言えば、4個入りのベビーチーズくらいしか食べないので(笑)本格的なものは口にしたことはおろか、目にしたこともありません。

なので今回、その種類の多さを知って本当に驚愕しました(゜o゜;

原料の違い、加工方法、熟成の度合いなどによってその種類は1000以上にも及ぶそうですよ。すごいですよね。

ただここでその全てを紹介するのは色んな要因で無理なので(笑)比較的有名なものをピックアップしてご紹介しようと思います。

まず、本当に大まかに、チーズは2種類に分かれます。

「ナチュラルチーズ」「プロセスチーズ」です。

おそらくよく目にするのは「プロセスチーズ」のほうかなと思いますが、じつはプロセスチーズも“ナチュラルチーズのようなもの”なんです。

どういうことかと言うと…

 ナチュラルチーズとは

牛乳(その他乳全般)から作られます。乳酸菌やカビを使って発酵、熟成。基本、加熱処理されていないので乳酸菌が生きています。旨みや風味が良いです。

 プロセスチーズとは

1種類、または数種類のナチュラルチーズを一旦溶かして、乳化剤でまた固めたもの。加熱殺菌で乳酸菌が死に、発酵が止まります。風味は弱めですが、その分長期保存が可能になるなどのメリットがあります。

…とこのように、じつはプロセスチーズもナチュラルチーズから作られているものだったんですね。

何でそんな面倒くさいことをするかというと、すでに書いていますが、大きな理由は「保存性をよくするため」に必要な加工なわけです。

ただプロセスチーズと言っても、原材料には「ナチュラルチーズ・乳化剤」などと書かれていものが多く、どんなナチュラルチーズを使っているかは分からないものが大半です。

で、そのナチュラルチーズの種類がめちゃくちゃ多いんですよ(;^ω^)

そこで、お次はナチュラルチーズの種類と、さらにそこに分類されるチーズを大まかにご紹介したいと思います。

ナチュラルチーズの種類を簡単にご紹介

フレッシュチーズ

基本熟成されない、作ってからなるべく早く食べたほうが美味しいチーズ。水分量が多く、やわらかくなめらかな食感のものが多いです。味はその名の通り、フレッシュさが感じられる酸味のあるミルク風味のものが多め。

モッツァレラチーズ

クセがなく食べやすい。もちっとしたお餅のような見た目と弾力が特徴。ピザに乗せるチーズとして有名。

カッテージチーズ

淡白な味わい。水分が約80%。数あるチーズの中でも低カロリー、塩分や脂肪分が少ないのが特徴。牛乳に酢やレモン汁を加えて家で簡単に作れます。

クリームチーズ

生クリーム(または牛乳との混合物)から作るから濃厚で、バターのようななめらかな舌ざわりが人気。ほどよい酸味。塩分は少なめです。

マスカルポーネチーズ

ティラミスでお馴染み。クリームを固めたものなので脂肪分が約80%と多いです。普通のクリームチーズと比べると、酸味と塩分が少ないです。

リコッタチーズ

チーズ作りの過程でできる乳清(ホエー)を煮詰めて作るチーズ。乳糖が多いのでほのかな甘みが。脂肪分は少ないです。裏ごし豆腐のような食感。

セミハードチーズ

プレスしてホエーを抜いた後に乳酸菌で熟成させます。水分量は38~46%で硬めのチーズ。保存性が良いです。

ゴーダチーズ

口にする機会の多い一般的なチーズ。プロセスチーズによく利用されています。まろやかな味で日本人にも人気。

ハードチーズ

セミハードチーズよりもさらに水分量を少なくした(38%以下)、硬さと保存性がアップしたチーズ。熟成期間が長いものが多いです。

チェダーチーズ

世界での生産量1位のメジャーなチーズ。こちらもプロセスチーズによく利用されます。脂肪の多さは種類により色々。味がしっかり。

エメンタールチーズ

「チーズの王様」と呼ばれる硬質チーズ。穴がポコポコと空いているチーズ…と言ったらイメージしやすいかと。(アニメのトムジェリに出てくるの)。チーズフォンデュによく使われる、ナッツのような風味が特徴。

ホワイト(白カビ)チーズ

外皮に白カビを繁殖させて熟成させたもの。やわらかくクリーミーな味わい。

カマンベールチーズ

表面に白カビが付いた有名なチーズですね。質感はやわらかめ。コクと旨味が人気の秘密で「チーズの女王」とも呼ばれているそうです。

ブルーチーズ

ホワイトチーズと違って、チーズの中に青かびを植え付けて熟成させます。白っぽいチーズに青かびの菌糸が入り込んでいる状態はまさに大理石。刺激と塩分がかなり強いです。

ウォッシュチーズ

その名の通り、表面を塩水や酒で洗いながら熟成させるチーズです。匂いが強いのが特徴。

シェーブルチーズ

ヤギの乳から作るチーズで、ヤギ独特の風味がポイント。好き嫌いが分かれるので、チーズ中級者~向けとなっています。

犬におすすめなのは○○チーズ!

その種類をご覧になっていかがでしたか…?

どれも耳にしたことがあるとは思いますが、改めて見てみると「色んなのがあるな~」と思ってしまいますよね。

で、大事なのが「犬にはどのチーズがおすすめか?」ということですよね。

これはずばり…「フレッシュチーズ」です!

理由は「塩分が少なめ」だから。栄養的に見てチーズは犬にとっても良いものなんですが、いかんせん塩分が多い。

汗をかかない犬は塩分を外に出しにくいので、摂りすぎはNGなんです。

たま~に少量なら特に気にすることはないかもしれませんが、そうじゃないなら、なるべく塩分の少ないチーズを選んであげましょう。

フレッシュチーズの中でも

  • モッツァレラチーズ
  • クリームチーズ
  • カッテージチーズ

特にこの3つが犬にヨシとされています。

さらにカッテージチーズは、牛乳とお酢(レモン汁でも)で、“無塩”でも自宅で簡単に作ることができるのでおすすめです。

(マスカルポーネチーズは、塩分は少ないですが、脂肪分が多いです。リコッタチーズは、犬がお腹を壊す要因の乳糖が多いです。)

チーズの種類別の塩分含有量(100gあたり)







パルメザンチーズ 3.8g
ゴーダチーズ 2.0g
チェダーチーズ 2.0g
ブルーチーズ 3.8g
カマンベールチーズ 2.0g
エメンタールチーズ 1.3g
クリームチーズ 0.7g
カッテージチーズ 1.0g
モッツァレラチーズ 0.2g
マスカルポーネチーズ 0.1g
リコッタチーズ 0.4g
プロセスチーズ 2.8g

犬にチーズを与えるうえで注意すること

犬におすすめのチーズも分かったところでなんですが、じつは与えるうえでいくつか注意したいポイントがあります。

塩分が少ないものを(確認する)

塩分を摂りすぎると、腎臓や心臓に負担がかかってしまいます。

すでに書いていますが、犬に与えるチーズは塩分がなるべく少ないものにしましょう。

ここではフレッシュチーズをおすすめしていますが、商品によっては同じ種類のチーズでも塩分量がちがっているものもあるので、よく確認するようにしてください。

脂肪が多く、カロリー高め

チーズの心配は塩分だけかと思いきや、中には脂肪分が多くて高カロリーなものもあります。

与えすぎるとたちまち肥満体に…。特にダイエット中の犬の場合は要注意です。

愛犬に与えるチーズは塩分だけでなく、脂肪やカロリーが高くないかも合わせて確認するようにしましょう。

※その点、カッテージチーズは、塩分も脂肪分もカロリーも低いのでおすすめです!ただカルシウム量は少ないですが…^^;

常食はやめておく

塩分やカロリーが高めなものが多いチーズ。毎日のご飯に使う(フードに混ぜるなど)というよりは…

  • しつけのご褒美にあげる
  • 服薬のときに使う

などの、少量をココぞというときに賢く使うのがよさそうです。

ただ、少量であれば毎日のおやつとしてあげてもいいと思います。

ご飯を食べなくなる

チーズが好きなワンちゃんは多いと書きましたね。愛犬が喜ぶ姿を見るのは飼い主としてもこの上なく嬉しいものです(*^^*)

ただ嗜好性の高いチーズに慣れてしまうと、肝心のご飯を食べなくなってしまう可能性が。物足りなくなってしまうというか…。

それならばとご飯に混ぜても上手いことチーズだけを食べてしまったり(;´Д`)

やはりチーズは「たまにもらえるご褒美♪」のような位置づけが丁度いいのかもしれません。

牛乳アレルギーに注意

牛乳にアレルギーを持つ犬は、チーズにもアレルギー反応を示す場合があるので注意が必要です。

因みに「乳糖不耐症」と「牛乳アレルギー」は別ものです。

 チーズは乳糖が心配?

犬は乳糖をうまく分解できずに、牛乳を摂ると下痢してしまう子も多いですが(平気な子も多いです)、チーズには乳糖の心配はあまりありません。

製造の過程で、乳糖は、分離した液体の乳清(ホエー)のほうにいくので、固形のチーズにはあまり含まれないのです。(ただ、乳清から作るリコッタチーズは注意。)

牛乳アレルギーの判断自体、難しいかもしれませんが、心当たりがあるならチーズにも気を付けるようにしてください。

https://wangohanmemo.com/wannimilk/

犬用(ペット用)チーズでも安心できない理由

ところで、犬に与えるチーズには「人間用」「犬用(ペット用)」があります。

ネットを見ると、ダントツに多いのが「犬には犬用チーズをあげましょう!」という意見。

なんでも犬用のチーズは人間用よりも塩分カットで少なめに作られているのだとか。

それはたしかに安心ですよね。…しかし。さらに調べると、先ほどおすすめとしてあげた

  • モッツァレラチーズ
  • クリームチーズ
  • カッテージチーズ

などの人間用チーズのほうが、商品によっては犬用チーズよりも塩分が少ないという声もありました^^;

それに何より、私が「犬用チーズで安心できない理由」は…

添加物がモリモリなものが多い!

ということです(汗)

試しにamazonで犬用のチーズを調べてみたのですが…

商品A:
チーズ、とうもろこし でん粉、小麦粉、植物性油脂、乳清たん白、じゃがいも でん粉、ソルヒ゛トール、炭酸カルシウム、乳化剤、食塩、pH調整剤、保存料(ソルヒ゛ン酸K、テ゛ヒト゛ロ酢酸Na)、酸化防止剤(エリソルヒ゛ン酸Na、ヒ゛タミンE)、香料、食用色素(β-カロテン)

商品B:
チーズ、でん粉類、乳化剤、酸味料、着色料(酸化チタン)、保存料(デヒドロ酢酸ナトリウム)

商品C:
小麦粉、大豆粉、小麦たん白、チーズ(プロセスチーズ、チェダーチーズ)、粉末水あめ、動物性油脂、乳清たん白、コラーゲン(豚由来)、酵母エキス、加工でん粉、グリセリン、プロピレングリコール、D-ソルビトール、乳酸ナトリウム、pH調整剤、リン酸塩(Na、K)、香料、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール抽出ビタミンE)、着色料(黄4、赤106)

原材料欄はこのようになっており、とても「愛犬には食べさせたくないな…」と正直に思ったのです(;´Д`)

もちろんちゃんとした商品もあるでしょうが、それを見極めるには「犬用」の表示ではなく、しっかりと原材料欄をチェックする必要があります。

…個人的には塩分少なめの人間用をあげたいです(´ε`;)

おすすめ!犬に与えるチーズおやつ

犬に与えるのに安心できそうなチーズはないか…通販サイトで調べてみました。

すると犬用でも安心度の高そうなチーズおやつを発見!

マルジョー&ウエフク チーズだよ! カルシウム

先に書いたように、ペット用は添加物のオンパレードであることが多いですが、こちらの商品の原材料は

ナチュラルチーズ・乳化剤・焼成カルシウム

だけというシンプルさ。

どんなチーズを使っているのか、また塩分量については分からなかったのですが、レビューも良く、「犬用チーズおやつ」の中では安心して愛犬に与えられるのではと思います。

GREEN DOG(グリーンドッグ) 北海道チーズパウダー

「おやつ」という感じではないかもしれませんが、犬用の人気のチーズ商品です。

魅力は、本場(?)北海道産のチーズを100%使っているところ。

粉雪のように細かくサラサラの粒子なので、トッピングに最適♪ご飯にササッと混ぜるだけで愛犬の食いつきがグンとよくなること間違いなし。

(プロセスチーズということで何のチーズか詳しく分からないのが残念…)

ヒマラヤ チーズスティック

犬に与えられる安心のチーズおやつと言えば…こちらがとても有名です。

ヒマラヤチーズスティック。(略してヒマチー)

安心製法で、硬く、長く噛んで楽しめるのが魅力です。

ただ、私も前に買ったことがありますが、残念ながらうちの愛犬はお気に召さなかったようで。。

遅ればせながら「ヒマチー」をお試し!グルメな愛犬に与えた結果最近、愛犬への「おやつ熱」が静かにメラっている管理人です(笑) そこで今回試してみたのが「ヒマラヤチーズスティック」というおやつ。 ...

とはいえ☆5評価の多いとても人気の商品なので、興味があればぜひ試してみてください。

人間用のチーズでおすすめは?

人間用はそれこそ種類が無数にありすぎて…よく分かりませんでした(笑)

なのでネットの口コミや個人的に気になった商品を2つご紹介します。

1つ目がこちら。

「ボーノチーズ 明治北海道十勝モッツァレラ」。

「切り出し生チーズ」というところに惹かれます(*´ω`*)

原材料は生乳と食塩だけで、余計なものが入っていないので安心。

4本入り、個包装タイプなのでいつでも新鮮なものを食べれる(与えられる)のがいいですね。

ほか、同シリーズでチェダーチーズ、ゴータチーズもありますが、こちらのモッツァレラが1番塩分が少ないのでおすすめです。

もう1つはこちら。

かの有名な花畑牧場が作っているモッツァレラチーズです。

北海道十勝産の生乳を100%使用。当然ながら、余計な添加物は使っていません。

こちらは業務用ということで、1kgの大ボリューム。冷凍されているので、賞味期限が製造日から約1年と長く、使いたいときに使えるのがいいところ。

解凍する必要がありますが、スライスされているので、ご飯に混ぜたり、ちぎってあげるのにも便利です。

もちろん飼い主さんも一緒に楽しめます(・∀・)

 

よさそうなものが近くのスーパーなどにあればいいですが、見当たらなければ、通販を利用してみてくださいね。

その際は今回ご紹介した商品を参考にしてもらえたらと思います。

まとめ

犬に与えるチーズについて詳しくまとめてみました。

「チーズ」と一口に言っても本当に色々とあるものですね。まずは犬に向いているチーズを知って、さらに塩分量や添加物をしっかりチェックして、愛犬の体に優しいチーズを見つけてください。

嗜好性が高く、健康にも良いチーズを便利に活用していきましょう^^