わんごはん食材辞典

犬にモロヘイヤを使った手作りごはんは大丈夫!【ただ注意点もあり】

あなたのお家では「モロヘイヤ」って使いますか?うちでは全く使ったことがなく…この間初めて買ったかもしれません(汗)

それも愛犬の手作りごはんに使うためです。その際にモロヘイヤについて調べてみたことをまとめてみました。

モロヘイヤの栄養や効果についてはもちろん、注意したいポイントについても書いています。

犬にモロヘイヤは大丈夫!手作りごはんに使ってOK

結論から先に言いますと、モロヘイヤは犬に与えても大丈夫な食材です。

むしろ栄養たっぷりなので、積極的に使いたい野菜の1つに数えられるでしょう。手作りごはんはもちろん、ドッグフードのトッピングにもおすすめなのでぜひ取り入れてみてください^^

本来、モロヘイヤの旬は夏なのですが、今はスーパーに行けば1年中買うことができます。見た目は、葉っぱがシソによ~く似ています。

あまり日持ちはしないので、鮮度のいいものを買っても2日以内に調理するようにしましょう。

モロヘイヤは栄養価が高い野菜として有名

ところであなたは、モロヘイヤが「野菜の王様」と呼ばれているのをご存知ですか?

すごいですよね、王様ですよ?下に家来がいっぱい仕えているんですよ(笑)

まぁそれくらい野菜の中で栄養価が高いことで知られているのがモロヘイヤなんです。緑黄色野菜の代表格とも。

特にモロヘイヤの中で突出している栄養素は以下の通り。

カルシウム

犬の体にたくさん必要なカルシウム。そんなカルシウムを、緑黄色野菜の中で最も多く含んでいるのがモロヘイヤです。100g中260mg(茹でても170mg摂れる!)と、パセリの次に多い含有量。

カルシウムは、ご存知、骨や歯を作るのに欠かせないミネラルです。またイライラを鎮める働きもあります。

《関連》手作り犬ご飯の参考に!カルシウムが豊富な食材【まとめ】

βカロテン

体の中で必要な分だけビタミンAに変化するので、摂り過ぎの心配がない栄養素。(ビタミンAの過剰摂取はよくない)

βカロテンと言えば、にんじんに多く含まれることで知られていますが、モロヘイヤにはにんじんと同等かそれ以上のβカロテンが含まれています。間違いなく全野菜中トップクラスの含有量。

ビタミンAは、目や皮膚の健康に、免疫機能を働かせるのに必要不可欠です。

カリウム

体の中の余分なナトリウムを外に出す働きがあるので、高血圧予防に良いと言われているミネラルです。また、カルシウムが出ていくのを抑える働きもあるので、骨粗しょう症予防にも効果的。

 

ほかにも、ビタミンB1、鉄分、ビタミンK、ビタミンE、食物繊維などがほかの野菜よりも多いと言われています。

またモロヘイヤ独自の栄養成分として「ムチン」があります。モロヘイヤって葉野菜には珍しく、刻むとネバネバします。このネバネバ成分がムチン。

ムチンには、タンパク質分解酵素が含まれていたり、糖の吸収をゆっくりにして血糖値が上がるのを抑えたり、胃の粘膜を保護するなどの嬉しい働きがあります。

こうして見ると、まさにモロヘイヤは「野菜の王様」という気がしますね。

モロヘイヤの効果とは?

モロヘイヤには人にも犬にも絶対に欠かせない栄養素として知られる「カルシウム」や「βカロテン」が豊富なこと、またムチンなどの食物繊維が含まれていることから、以下のような効果が期待できます。

  • 骨を丈夫にする
  • イライラを解消して精神を安定させる
  • 血管の健康を助ける
  • 高血圧の予防
  • 胃の健康を維持する
  • 便秘解消効果
  • 免疫力アップ

などなど。

色んな栄養がギュッと詰まっているモロヘイヤなので、ご覧のとおり、体全身の健康サポートに大いに役立ってくれます。

犬の手作りごはんにモロヘイヤを使うときの注意点

冒頭でも書いたように、モロヘイヤは犬の手作りごはんに使っても大丈夫な野菜です。

また、ここまででご紹介した栄養、効果を見ても「ぜひ使いたいわ!」と思われた方が多いのではないでしょうか。あなたはいかがですか?

それでは早速今日から…(゚∀゚)

と言いたいところですが、じつはモロヘイヤには注意したい点もあります。愛犬のご飯に使う前に、どうか一度目を通しておいてください。

シュウ酸が多い

じつはモロヘイヤにはかなり「シュウ酸」が多いです。このシュウ酸はカルシウムの吸収を邪魔したり、結石の原因になってしまう厄介なもの。

シュウ酸は下茹ですることで量を減らせるので、モロヘイヤは生で与えるよりも、一度さっと茹でてから与えるようにしましょう。

※熱に弱い栄養素も多いので、なるべく加熱は最小限に。

どんな野菜でも同じですが、適量を賢く使うのがいいですね。ただ結石持ちのワンちゃんの場合は、さらに用心深く使う必要があります。

種子や枝には毒性がある

モロヘイヤの種子や枝、若葉には「ストロファンチジン」という毒性の物質が含まれています。めまいや嘔吐などの症状、過去には牛が死亡した例もあるのでとても危険な成分なのですが…

普通にお店に売っているものにはこの毒性物質は含まれていないので安心してください。葉っぱはもちろん茎の部分も食べて大丈夫^^

ただ、モロヘイヤは簡単に栽培できるので、自宅で家庭菜園で作っている人も多いと聞きます。その場合が要注意なのです。

種子や枝のほか、若葉にもストロファンチジンが含まれるそうなので、食べるのは「花が咲く前の葉の部分」だけにしておくのが良いそうです。

自宅で作っているとその危険性は大。愛犬が誤って食べないように注意するようにしてくださいね!

↓のサイトのPDFの16ページに詳しいことが記載されています。

《参考》食品安全モニターからの報告について

まとめ

ちょっとした注意点はありますが、ずば抜けた栄養価の高さから、愛犬の手作りごはんにもとってもおすすめなモロヘイヤのご紹介でした。

こんなに栄養満点なのに…人にも犬にも全く利用してこなかったことを激しく後悔。(いつもこのパターン・苦笑)

というか、愛犬がいなかったらモロヘイヤの魅力に気付くことも無かったかもしれません。愛犬に感謝!

あなたもぜひモロヘイヤを犬ご飯に取り入れてみてくださいね。