愛犬に安心して与えられるご飯を与えたい…と思うのはどの飼い主さんでも同じでしょう。
昔に比べると今は便利な時代です。例えば昔なら本でしか知り得なかったことが今はネットで簡単に調べることができるようになりました。
そんな中、愛犬の健康に関心のある飼い主さんなら日々ネットでの情報収集に余念がないかと思いますが、ドッグフードについて調べているとしばしば「プレミアムドッグフード」という言葉を目にすることがありませんか?
「プレミアム」というからには、何となく高級そう、体に良さそう…というイメージを受けますが、実際はどうなのでしょう?
このページでは、「プレミアムドッグフード」と呼ばれる定義はあるのか等、その実態を調べてみました。
「特にコレといった基準はない」が真実
結論から言ってしまいますと、ドッグフードの頭につけられた「プレミアム」にはコレといった基準はありません。
原材料に良質なものを使っていたり、ワンコの体にとっていい成分をプラスしていたりと裏で企業努力がある場合が多いのはたしかですが、あくまでもメーカーの謳い文句である場合も少なくありません。
最悪、家禽ミートや穀物を多く使っているにも関わらず、「値段だけがプレミアム」というドッグフードも。。
そうなるとこれまでプレミアムドッグフードを与えてきた方はガッカリ…と思うかもしれませんが、それは違います。
名ばかりのプレミアムドッグフードがあるのも事実ですが、やはり高品質で安全性が高いのも「プレミアムドッグフード」なのです。
やっぱり値段は目安になる
その際、やはり値段は1つの目安になります。ドッグフードは大まかに「レギュラーフード(エコノミーフードとも)」と「プレミアムフード」に分けることができます。
レギュラーフードは、1kg100円以下で買えるような粗悪な原材料を使っていることが伺える価格の安さが特徴のフード。そしてプレミアムフードは1kg1,000円以上する、高品質を謳った価格が高めのフード。
「安いドッグフードを選んではいけない3つの理由」のページでも書いたように、安いフードには100%いいものは使われていないと思ったほうがいいです。
逆に人間が食べてもOKな高品質な食材を使ったプレミアムドッグフードは当然値段は高くなってしまいます。
結論:いずれにせよさまざまな観点から飼い主が判断する
「プレミアムドッグフード」という表示は愛犬に安心して与えられるものか見極める1つの目安になるのはたしかですが、それだけに囚われるのはいけません。
原材料や原産国、メーカーのフード製造に対する姿勢などをチェックし、愛犬に与えてみて初めて「愛犬にベストなフード」が見つかるものと思います。
どうか価格や表示に惑わされずに愛犬にぴったりのフードを見つけてくださいね。