アカナとオリジン、どちらも有名なドッグフードですよね!愛犬家さんからの評判もよくて、おすすめされていることが非常に多いのがこの2つのフードです。
ただ…アカナとオリジンの違いがよく分からない、という方も多いみたいです。
そこでこのページでは、「アカナとオリジンの違い」を詳しく調べてまとめてみました。
「どっちを選んだほうが良い?」「自分の犬にはどっちが合ってるかな…」と悩んでいるオーナーさん必見です!
アカナとオリジンに共通していること
そもそも、どうしてアカナとオリジンが混同してしまうかと言うと、どちらも同じ「カナダのチャンピオンペットフーズ社」が販売しているから、というのが大きな理由。
さらに、他にも共通していることが色々あるので、こちらでザッとご紹介します。
- 「生物学的に適正」をコンセプトに製造
- 色んなタンパク源を使用
- 放し飼いでストレスフリーで育てられた家畜のお肉
- 地元でとれた新鮮さがウリの原材料
- 人間が食べられるレベル
- 保存料は不使用
- 犬用がほとんどだけど猫用キャットフードもある
…こんな感じですかね~
「生物学的に適正」というのはどういうことかというと、犬の祖先であるオオカミが野生で暮らしていた頃の食事をなるべく再現している、ということです。
オオカミは獲物のお肉は食べても、現代のドッグフードに多く含まれる穀物などの炭水化物は食べていませんでした。
だからアカナもオリジンも、肉含有量が多く、炭水化物量は極力カットして作られています。
あとは、原材料へのこだわりも凄いです。
他社にはまかせず、全てしっかり管理された自社でまかなう…という姿勢がとても好印象ですね。人気なのも納得です~
アカナとオリジンの特徴まとめ
アカナとオリジンのそれぞれの特徴をまとめてみました。(違いは最後にご説明!)
アカナドッグフードの特徴
ドッグフードは全15種類(現在の公式サイトを見る限り)
アカナのドッグフードは今のところ全部で15種類あるようです。多いですよね!これは目的に合わせて細かく分けられているからです。
↓の3タイプに分けられています。
クラシック、シングル、レジオナルの3タイプに分かれる
クラシック
- パピースモールブリード(小型犬子犬用)
- パピー&ジュニア(中型犬子犬用)
- パピーラージブリード(大型犬子犬用)
- アダルトスモールブリード(小型犬成犬用)
- チキン&バーバンクポテト(全犬種成犬用)
- アダルトラージブリード(大型犬成犬用)
- スポーツ&アジリティ(全犬種運動量の多い犬用)
- シニアドッグ(全犬種高齢犬用)
- ライト&フィット(全犬種ダイエット用)
シングル
- ダック&バートレット梨(全犬種・全年齢)
- ラム&オカナガンアップル(全犬種・全年齢)
レジオナル
- ランチランド(全犬種・全年齢)
- ワイルドプレイリードッグ(全犬種・全年齢)
- パシフィカドッグ(全犬種・全年齢)
- グランスランドドッグ(全犬種・全年齢)
クラシック、シングル、レジオナル、それぞれの特徴を簡単に説明すると…
- クラシック…犬種別、年齢別に分かれている。タンパク源は鶏肉、卵、カレイ。
- シングル…肉原材料を1つに限定したアレルギー対策用。
- レジオナル…穀物不使用。色々な肉原材料を使用。
となっています。
たんぱく質量は大体32%
クラシックの種類が多いですが、クラシックのフードのたんぱく質量はほとんどが「32%」で、シングルのみ「27%」でした。
肉含有量が多い
クラシックの一番多いもので「65%」、レジオナルで「60%」、シングルでも「50%」となっています。お肉が主食のワンちゃんには嬉しい!
価格は安くない
評判のいい無添加ドッグフードなので、ある程度の価格なのはすでにお察しかと思います。
ただ、大袋で買うと1kg当たりの単価はグッと安くなります。
シングルは、11.4kgで19,440円(税込)、クラシックは13kgで大体15,000円(税込)くらいでした。(アバウトですみません…)
全部が同じ値段では無いのでそこは注意!
オリジンドッグフードの特徴
ドッグフードは全6種類(現在の公式サイトを見る限り)
オリジンドッグフードは全部で6種類あります。(↓はNEWバージョン)
- パピー(子犬用)
- パピーラージ(大型犬子犬用)
- オリジナル(全年齢対応)
- 6フィッシュ(魚原材料使用)
- フィット&トリム(体調管理用)
- シニア(高齢犬用)
たんぱく質量は「38%」以上
犬の自然な食事…を目指しているオリジンは、当然犬にとって最も必要な「たんぱく質量」が高めに設定されています。
全6種類全てが38%以上をキープ!体調管理用のフィット&トリム(?)はさらに多くて42%となっています。(筋肉強化のため)
肉含有量は脅威の85%超え!
オリジンドッグフードを与えると太る…という声をよく聞きませんか?
それはオリジンの肉含有量が他にないくらい多いからかもしれません。
どのくらいの割合でお肉が含まれているのか、なんと85%と言うのだから驚き!
「太る」ということなら、不必要に炭水化物が多いフードも太りやすいので、逆にしっかりと犬に必要なお肉が摂れるオリジンのほうが太りにくいと思います。
…とはいえ運動量が多い子向けなのはたしか。カロリーも合わせてチェックするのが◎
値段は高め
最高級フードとも言われるオリジンなので、当然お値段は高めとなっています。
大体13kgで22,680円(税込)ほど。やはり大袋だとお得になります~
アカナとオリジンの違い【まとめ】
- オリジンは穀物不使用なのに対して、アカナは低炭水化物だけど穀物を使っているものもある。(レジオナルは不使用)
- オリジンのほうが値段が高め。
- オリジンのほうがたんぱく質量が多い(ほぼ38%)。アカナは一番少ないもので27%。
- オリジンのほうが85%以上と肉含有量が多い(穀物不使用だから当然?)アカナは色々。
※オリジン→肉85%、野菜果物15%、穀類0%
※アカナ→肉65%、野菜果物20%、穀類15%など
独自に調べた結果、アカナとオリジンの違いはこのようになりました。
一般的には、アカナよりもオリジンのほうがレベルが上と言われているようですが、それは穀物不使用だったり、たんぱく質や肉含有量が多いからでしょう。
当然そのほうがコストもかかってしまいますからね。
とはいえ、だからと言って「アカナよりもオリジンがいいんだね!」と単純には言えません。
犬によって合う合わないがありますから…(だからドッグフード選びは難しい!)
では購入を検討されていて「どっちを選べばいいの?」というあなたへ。
アカナとオリジンどっちを選んだほうが良い?
ぶっちゃけて言ってしまいますと、アカナもオリジンも種類が1つではなく複数用意されているので、その中でビビッときたものを試されるのがいいと思います(笑)
アカナに至っては全15種類もあるので「これは愛犬に良さそうかな?」というものも見つけられると思います。(オリジンも6種類ありますし)
ただ先に書いたように、オリジンは肉含有量が飛び抜けて多いので、やはりある程度運動量がある子向けかなと。
初めはアカナから試してみて、問題無さそうだったらオリジンに挑戦!でもいいと思います。
どちらも無添加で高品質なドッグフードなのはたしかなので、ぜひ検討してみてください。
まとめ
アカナとオリジンドッグフードの詳しいこと、それぞれの違いについてまとめてみました。
似ている部分も多いですが、詳しく調べると違っている部分も色々ありましたね。
じつは前々から気になっていたので、私自身もスッキリ(笑)
あなたがもし検討しているなら、当記事を少しでも参考にしていただけると幸いです。