ドッグフードの原材料

ドッグフードに入っている小麦(小麦粉)と大麦についてのまとめ

ドッグフードの原材料でよく使われている穀物に、小麦(小麦粉)や大麦があります。これらはどちらもイネ科の植物ですが、実は“似て非なるもの”。

さて、この2つの食材はワンちゃんにとってどうなのか?ドッグフードに使われているのはどうなのか?気になりますよね。詳しく解説していきたいと思います。

安いドッグフードに必ず使われている小麦粉

まず小麦(小麦粉)ですが、安いドッグフードには大抵使われています。試しにスーパーなどで1kg数百円で売られているドッグフードの原材料を見てみてください。高確率でその名前を見つけることができると思いますよ。(多くはトウモロコシの隣辺りに…)

激安フードの場合は最初に表記されていることも多いですね。そうして安いフードに多く使われているということは…?

そう、コストが安く済むからです。肉よりもずっと安くドッグフードを作ることができるので多用されているんですね。

小麦粉は私達人間にとっては欠かすことのできない食品です。パン、麺類など主食としても大活躍ですよね。しかし、ワンちゃんには好ましくありません。

パンのモチモチの粘りに欠かせない小麦グルテンですが、そのための消化酵素をワンちゃんは持っていません。だから小麦粉の消化は非常に苦手なんです。そして辛い皮膚のかゆみ、下痢などを引き起こすアレルギー源になりやすいことでも有名です。

ある情報では、ドッグフードに使用されている原材料の中で小麦がダントツでアレルギー性が高く、消化吸収も悪い食材…とのこと。

小麦粉はビタミン等も豊富で「絶対悪」というわけではありませんが、やはりワンちゃんには不向きなので使われていないフードを選んだほうが安心です。

(安いフードには「大量に使われている」という問題と、「人間が食べれるレベルのものは使われていない」という懸念があります…)

小麦(小麦粉)よりも大麦のほうが優秀である

小麦粉よりは少ないですが、大麦が使われているドッグフードも結構目にすることがあると思います。そしてその多くは値段が高めのプレミアムドッグフードに多くはないでしょうか?

大麦は小麦粉よりも優秀であると言えます。

もちろん使用用途に向き不向きがありますが(↓「小麦と大麦の違い」を参照)、1つ確実なのは、大麦は小麦粉よりもワンちゃんの体に優しいということ。

というのも大麦は穀物の中でも消化吸収のいい食材として知られています。グルテンはほとんど含まれておらず、代わりに消化をサポートするアルブミン、グロブリンなどのたんぱく質が豊富。

そして何より栄養価が高いのが魅力。

ビタミンB1、カルシウムの他、食物繊維が非常に豊富なことで有名です。さらに食物繊維は不溶性のものが多いのですが、大麦の食物繊維は水溶性と不溶性が半量ずつという“ベストなバランス”で含まれているのが特徴です。

消化が良くて栄養たっぷり!なのが大麦なんですね。

とはいえ穀物であることに変わりはないので、その点はしっかり意識しておくことは必要です。

穀物不使用のグレインフリードッグフードを選ぶか、良質な穀物を適切に使用しているドッグフードを選ぶかは、愛犬の状態を見て飼い主さんが適宜判断してあげてください。

小麦と大麦の違いとは?

ところであなたは小麦と大麦の違いって気になりませんか?「小」「大」とつくので一見大きさ(粒の大きさ)の違い?なんて思ってしまいますよね。

しかしならが実は小麦も大麦も実の大きさはほとんど変わりません。じゃあ何かというと、大きな違いは…ずばり「グルテン含有量」があげられます。

小麦(小麦粉)と言えば、朝食に欠かせない「パン」を想像される方も多いのではないでしょうか。あのもっちりに必要なのがグルテンです。小麦にはグルテンが豊富なんです。

逆に大麦にはグルテンがほとんど含まれていません。だから大麦を使っても小麦を使ったようなもっちりしたパンは作れません。何とも硬い仕上がりになってしまうんです。

そこで大麦が向いているのは何かと言うと、その高い吸水率を活かした「ご飯」です。大麦を用いた麦ごはんは人気ですよね。逆に小麦を入れてご飯を炊くと…何ともパサパサとした仕上がりに。。

そんなわけで、かなり大雑把にですが「小麦はパン」「大麦はご飯」というイメージですね。両者は似ているようで実は全然違う特徴があったんです。

まとめ

ちょっと脱線して、ドッグフード関係なく小麦とは?大麦とは?という流れになってしまいましたが、いかがでしたでしょうか…?

結論としては、ワンちゃんに適していない小麦(小麦粉)を使ったドッグフードはあまりおすすめはできません。それならば消化が良くて栄養価が高い大麦入りのドッグフードのほうがいいでしょう。

とはいえどちらもワンちゃんの消化が苦手な「穀物」であることに変わりないので、その辺は飼い主さんがよく考えて愛犬に与えるか判断してくださいね。