寒い時期になると食べたくなるのが体が芯から温まるお鍋。そしてそんな鍋物に欠かせない野菜と言えば…?
そう「白菜」ですよね。寒い時期に食べたい野菜のナンバーワンと言っても過言ではないでしょう。
そんな白菜は犬にとってはどんな食材なのでしょうか?調べてまとめてみました。
白菜のカロリー:1枚(100g/14kcal)
目次
冬の定番野菜「白菜」は甘くて美味しい
お鍋の定番と言うくらいだから、白菜が出回る時期も何となく分かりますよね。そう、白菜の旬は11月~2月というとっても寒い冬の時期。
産地を変えて栽培されているので1年中買うことはできますが、やっぱり白菜を食べるなら鍋、鍋を食べるなら冬!(笑)グツグツ煮込んだ白菜はトロッと甘くて本当に美味しい。1個丸々ペロッと食べれちゃいます。
味覚に乏しいと言われているワンちゃんでもこの甘みが好きな子は多いのではないでしょうかね^^
白菜はワンちゃんにとってどうなの?《3つの特徴》
色んな栄養素をバランスよく含む
白菜には各食材でありがちな「この栄養素がめちゃくちゃ豊富!」という目立つ点はありませんが、代わりに色んな栄養素をバランスよく含んでいるのが魅力と言えます。カリウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛、マンガン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンK、食物繊維などなど。過剰摂取のリスクも抑えることができます。
多いのはカリウムとカルシウム!
強いて多く含まれている栄養素をあげるならカリウムとカルシウムです。カリウムには利尿作用や体内の余分な塩分を排出する作用があるので、食物繊維の整腸作用と合わせて、体をすっきりさせる「排毒効果」が期待できるでしょう。
カロリーが低めだからダイエットに◎
白菜は1個単位での重量も重く、見た目も大きくて結構迫力のあるお野菜ですよね。しかしそんな外見とは裏腹にカロリーは低め。(100gで14kcalほど)先述のデトックス効果と合わせてダイエットが必要なワンちゃんには最適な食材です。手作りごはんに少し多めに入れてかさを増してあげてもいいでしょう。
愛犬にどうやって白菜をあげればいい?
白菜に限らず野菜は細かくして柔らかくなるまで茹でて(煮て)からあげたほうがワンちゃんも消化がスムーズです。
でも生であげられるものは生であげてもOK。白菜も生OKです。その場合はしっかり細かく刻んであげてくださいね。
また白菜に含まれるビタミンCは水溶性ビタミンなので、手作りごはんや、煮たものをドッグフードにトッピングするときは煮汁ごと与えるのがいいでしょう。
それから鍋、鍋と言っていますが(笑)当然人間用に作った味付けされたお鍋の中から白菜を取ってワンちゃんにあげるのはNG。ワンちゃんは別にワンちゃん用で調理してあげてくださいね。
犬に白菜を与えるうえでの注意点
白菜も特に害となる成分は含んでいないので、ワンちゃんに安心して与えられる野菜ですが、1つだけ注意点があります。
白菜にはアブラナ科の野菜に含まれる辛味成分の一種「イソチオシアネート」が含まれているのですが、この成分はがん予防に効果が期待できる反面、甲状腺ホルモンに作用する働きを持っています。
ですので、甲状腺に疾患のあるワンちゃんには注意が必要です。とはいえ「与え過ぎなければ大丈夫」という声もあるので、もし与えたい場合は、少量ずつ様子を見ながら与えるようにしてください。
まとめ
「家族で鍋」の日はワンちゃんのその日のメニューも鍋で決まり♪冬は旬の美味しい白菜を飼い主も愛犬も一緒に楽しめたらいいですよね。