世の中にはたくさんのドッグフードがあり、それぞれの価格差には大きな幅があります。
毎日の買い物ついでに気軽にカゴに入れられるような「安いフード」もあれば、ふと家計のことが頭をよぎってしまう「高いフード」まで…。
しかし、安かろう悪かろうという言葉通り、安いフードには注意が必要です。

じゃあ高いフードなら絶対に安心なのでしょうか?
ドッグフード…高ければ安心なの?
お財布には厳しいけれど、やはり愛犬のためには値段が高いフードのほうが安心度は高いと言えるでしょう。
原材料の質が良ければ良いほど、それがそのまま値段に反映されることは想像に難くありません。
しかし、値段が高いからといって無条件に安心してはいけないのもまた事実なのです。その点がフード選びの難しいところ。
では、高額なフードの原材料以外にかかるコストとはどのようなものなのでしょうか?
ドッグフードを売るにはさまざまなコストがかかる
ドッグフードの製造から販売までの過程の中では、さまざまな会社や企業を経由することになります。
製造はドッグフードメーカーが行うとしても、海外ブランドのフードの場合は輸入コストが、国内産のフードでも輸送費がかかりますし、フードを販売する問屋や小売店にも料金がかかります。当然人件費も。
そして当然ながらメーカーの利益も考慮されて最終的な商品価格が決定します。
人間の世界以上にペット業界の規制はゆるいので、その内訳がどうなっているか、本当のところは私達消費者にはよくわかりません。
中にはメーカーの利益が最優先で粗悪なフードを高額で売るメーカーの存在も確認されています。
そしてあまり重要ではないコストとして知られているのが「広告費や宣伝費」です。
もちろん売れなければメーカーとしては困ってしまいますから、「より多くの人に知ってもらう戦略」はある程度は必要だとは思います。しかし、消費者としてはやはり質のいい原材料に多くのコストを割いて欲しいとも思ってしまいます。
事実、良質なフードというのは大々的な宣伝をしなくても、知らず知らずのうちに口コミでその良さが広まっていく…そう個人的には感じているのですがどうなのでしょうか。。
まとめ
ペットのことを考えて、利益もギリギリのラインで良質なドッグフードを作ろうとしているメーカーもあれば、平気で粗悪な原材料を使い、利益第一で質に見合わない価格で販売するメーカーもある。
愛犬にいいフードを…と考えたときに、「価格」は1つの目安になるのは間違いありません。
しかし、さまざまな考えのドッグフードメーカーが存在することを忘れずに、高いドッグフードでもしっかりと原材料のチェックをすることが大切と言えるでしょう。