わんごはん食材辞典

辛くて甘い!便利だけどちょっと難しい?犬に与える大根の話

日本ならではの和食の基本といえば煮物、そんな煮物に欠かせないのが「大根」です。

そしておでんにも必要不可欠。これは絶対に外せない!味がしっかり染み込んだ大根って本当に美味しいですよね。

そんな大根は犬にとってはどんな野菜なのでしょうか?気になるあなたはぜひこのページをチェックしてみてください。

大根のカロリー:50g/9kcal

手に入りやすい大根は犬ご飯に欠かせない

実は大根って凄く種類が多いのですが、普段目にするものはそのほとんどが「青首大根」と呼ばれているものです。

大根は各地で1年中栽培されているので手に入らない時期というのはありません。人間はもちろん、犬のご飯にもいつでも取り入れることができる嬉しい野菜と言えます。

とはいえ甘みが強いのは10月~3月頃に穫れる大根なので、この時期は美味しい大根をたくさん、愛犬と一緒に味わってはいかがでしょうか^^

葉の部分を捨てるのはもったいない!

大根は白い部分だけ食べて葉の部分は捨ててしまう方も多いのではないでしょうか?実はそれ、非常にもったいないです!

大根は緑黄色野菜と淡色野菜を併せ持つ珍しい野菜。根の白い部分(普段食べるところ)は淡色野菜ですが、緑色の葉っぱの部分は緑黄色野菜なんです。

一般的には緑黄色野菜のほうが栄養価が高いと言われています。そう、大根の葉の部分には、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、βカロテンなどの栄養素がたっぷりなんですね。

とはいえもちろん、普段食べている白い根の部分にも栄養はあります。貴重な酵素と食物繊維がたっぷり。水分も多いので水分補給に。またカロリーが低いのも嬉しいポイントです。

大根の目玉は…消化を助ける酵素の存在!

大根を語るうえでハズせないのが、消化を助けてくれる酵素の存在です。その名前はジアスターゼ(アミラーゼ)。でんぷん質を分解して消化をスムーズに、胃を健やかに保つ手助けをしてくれます。ただこの成分は熱に弱いのがネック…生のまますりおろすのがいいでしょう。

犬に大根を与えるときに注意することは?

大根は基本、犬に安心して与えることができる野菜ですが、やはりそこはアブラナ科の野菜…注意したいことが2つあります。

アブラナ科の野菜に多い「アリルイソチオシアネート」という辛味成分(本当に辛い大根の場合は結構強烈ですよね;)が胃腸を刺激してお腹を壊す危険性が。がん予防や抗菌効果などメリットもたくさんあるのですが…

そしてこちらもアブラナ科の野菜に含まれる「ゴイトロゲン」というヨウ素の吸収を阻む成分が、甲状腺機能低下症の発症リスクを高めることで知られています。

甲状腺の病気を持っているワンちゃんは、事前に獣医さんによく相談されるようにしてください。

しかし、与え過ぎなければ大丈夫な場合がほとんど。適量を上手に活用していきましょう。

愛犬の手作りごはんに大根を使うときのポイント

大根に限らず野菜全般、また野菜だけに限ったことではありませんが、愛犬の体調や体質、そのときの飼い主の気分(笑)によってご飯の与え方には変化があってもいいと思うんです。

もちろん徹底されてもいいと思うんですが、100%の正解が無い以上、我が家では大根は加熱して与えるときもあるし、すりおろして出来たご飯にかけてあげることもあります。

大根って便利だけどちょっと難しい野菜でもあります。

先述した胃腸を刺激してしまう辛味成分は熱に弱いですが、同時に消化をサポートしてくれる消化酵素も熱に弱いです。。何とも難しいところ。

だから与え方に変化を持たせることで、完全では無くともちょっとした「いいとこ取り」ができるのではないかと。与える方も、愛犬にとっても色んな食べ方ができて楽しいんじゃないかな~なんて思います^^

そうそう、忘れてはならないのが葉っぱの部分でしたね。

実は栄養価が高いと分かっていても、たまにそのまま放置してダメにしてしまうこともしばしば…(汗)気をつけないと(´・ω・`)

それから、3つのポイント。

  1. 大根は皮に近いほうが栄養が豊富。綺麗に洗ったら皮のままあげるほうがいい
  2. 大根は根の先のほうが辛味が強い。愛犬にあげる場合は葉に近いほうがいい
  3. 葉の部分に多く含まれるβカロテンは油と一緒だと吸収率アップ。油で調理すると◎

抑えるところは抑えて、美味しい大根を愛犬の手作りごはんに便利に使っていきましょう!

まとめ

やっぱりいつでも買えるので、我が家では大根はかなり活躍してもらっています。切りやすくて細かくしやすいのもいい。加熱してもかさが減りにくくてヘルシーだから、太り気味のワンちゃんのダイエット食材としてもいいですね。